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2011年10月14日 (金)

自民党、綺麗事保守、行動する保守

まず初めに、綺麗事保守という名称が妥当かどうかかは別として、わかりやすく言うために以下、綺麗事保守という名称を用いさせていただくことを先に言っておく。

4、5年前、それまでの保守を綺麗事保守だと口はばかりなく言って出てきたグループがあった。その人たちは行動する保守と名乗った。

確かに「綺麗事保守」というのは当たらずとも遠からずの部分があったろう。綺麗事保守は自民党との共闘において、知らず知らずのうちに自民党の論理にのみこまれていた部分も多々あったのだ。自民党の方が組織が大きいからだ。しかし、綺麗事保守の中には良識派の原理主義者も数多くいた。原理主義者とは何かと言えば、真正保守(保守主義者)のことで、自民党に組み込まれつつも、自民党をなんとかいい方向に導こうという人たちだった。

また、なかなかいい方向に行ってくれない自民党に嫌気がさして、純粋な原理主義の政党を立ち上げた人たちもいた。維新政党新風である。綱領も党是も純粋なる保守の理念で政党を立ち上げた。が、しかし、負け戦だった。現実味がなかった。成果として何が生まれたかと言えば、残念ながら、なにも生まれなかったと言っても過言ではない。

自民党は戦後政党である。いらないものを削ぎ落とすと純粋な保守政党になるのか? いや、ならないだろう。もともと純金じゃない。

自民党が悪いと言いたいのではない。

自民党をウンヌンカンヌン言う前に、戦後の日本の大前提として、ヤルタポツダム体制があり、戦後の国際政治力学の中では、アメリカとともに歩むしか道がなかったということがある。他国に守られているから知らず知らずに自民党だけでなく日本人すべての精神が蝕まれた。日本人全体がこの大前提の中で生きていてそれが血肉化している。


今まで、自民党はヤルタポツダム体制の中でぬくぬく政権与党をし、日本国民はぬくぬく金儲けしていたわけだけが、これからはそうはいかないだろう。そうはいかないだろうという不安が行動する保守なるものを生み出したのだ。しかし、この行動する保守には図案がない。計画性もない。行動してどの方向へ導いていくか 行動した末にどのような国作りを目指すのかまったくないのだ。

なぜか? 大前提の枠内の価値観で運動しているからである。戦後の価値観の枠内で運動しているからである。あるわけない。自民党と変わりがないと言ったら自民党が気の毒だ。だって、少なくとも自民党には与党精神があるからだ。与党精神とは、なんとか運営していこうという担い手としての精神のことで、あれが悪いこれが悪いと文句を言ってれば日が暮れる野党根性とはまったく質が違う。その点では自民党は腐っても鯛なのだ。

行動する保守はフラストレーションの運動であったのだ。反権力でもない。反権力であればもっと激烈であるはずだ。行動と言ってもパフォーマンスの域を出ない行動である。


だがしかし、行動する保守が若者を魅了したことは事実である。きちっと総括すればドラスティックに変わる可能性があるのだが、残念ながらその能力はないだろう。そう確信している。

これは、私自身の総括を含めての話だ。総括はその都度していこうと思っている。



日本人は戦後体制の中で尚武の精神を失った。このニャンコの方が格上だ。


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コメント

綺麗事保守

事なかれ保守

うーん

難しい問題じゃのう

さすがレンゲさん  簡単明瞭わかやすいですね!

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